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INTERVIEW

TUHなヒトビト
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相手の立場で物事を考え、研究や社会実装にも貢献できる医師に
相手の立場で物事を考え、研究や社会実装にも貢献できる医師に
TUHなヒトビト 2024.01.16

相手の立場で物事を考え、研究や社会実装にも貢献できる医師に

卒後研修センター 初期研修医|難波諒太朗

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現在の配属と研修内容を教えてください。

東北大学医学部卒業後、2023年4月に初期研修医として東北大学病院に入職しました。呼吸器内科、循環器内科、消化器内科と内科系を回り、現在は加齢?老年病科にて認知症診療について学んでいます。入職後は右も左も分からずの状態で不安な毎日でしたが、先生方の熱心な指導もあり、できる手技や診療に必要な知識が少しずつ身についてきました。現在回っている加齢?老年病科では、診療の一部分だけではなく、入院計画から退院まで主治医の目線での積極的な診療ができることを目指して、日々の診療に取り組んでいます。

医学への道を志したのはなぜですか

両親とも医療職ではなく、私は小学生の頃は工作ばかりしていた科学好きの少年でした。中学生の頃から生命の不思議さに引かれ、いつしか医学の道を考えるようになりました。実際に医学部に進学して、さまざまな疾患に触れていく中で、医学の道を極めていきたいという思いが強まりました。現在は、臨床はもちろん、研究や社会実装にも貢献できるような医師になりたいと考えています。

東北大学病院への入職を決めた理由は

医学部5、6年生の実習で大学病院での最先端な治療?高度な技術に触れ、もっと深掘りしてみたいと感じ、そのまま大学病院での研修を決めました。6年生の時の実習で、純粋な臨床だけでなく、臨床データを活用したデータ解析研究や、医療機器イノベーションで用いられるバイオデザイン(*1)といった、臨床の応用に当たる部分に触れさせていただく学習機会をいただきました。臨床の現場を学びながら、そこから発展させた応用研究や社会実装につながるような学びを追求していきたいという気持ちが強くなりました。

医療の仕事をする上で大切だと考えるのはどんなことですか

相手の立場になって考える習慣だと感じています。一人の患者さんの入院や治療には、看護師さんや薬剤部の方、技師さん、ソーシャルワーカーの方、その他多く人との連携が不可欠であり、それぞれの仕事内容にフォーカスした見方を積極的に取り入れていくことが必要です。

これから頑張っていきたいと思うこと、当面の目標は

知識の習得はもちろん、さまざまな症例に触れてより多くの経験を重ねていきたいです。去年の秋に学会発表でプレゼンする機会をいただきましたが、日々の診療業務に終わらず、個々の症例に対して、より理解を深めていきたいと思っています。4月からは研修医2年目となり、大学病院だけでなく、市中病院での研修や地域医療にも触れる機会が多くなっていきますので、さまざまな現場の医療の特性の違いにも注目して学んでいきたいと思っています。

好きなことや、はまっているものがあれば教えてください。

出身が宇都宮ということもあり、餃子(ぎょうざ)が大好きです。ご飯屋さんにいくとすかさず餃子を頼んじゃいますね。宇都宮餃子の魅力をもっと仙台の皆さんに広めていきたい野望があります(笑)。宇都宮でお薦めは老舗のみそ屋さんが営む「青源」というお店で、みそだれとたっぷりの青ネギで食べる餃子が絶品です。宇都宮を訪れた時はぜひ寄ってみてほしいです!

青源の餃子

*1 バイオデザイン:医療機器開発人材育成プログラムのこと。

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難波 諒太朗(なんば りょうたろう)

栃木県出身。東北大学医学部卒業後、2023年に初期研修医として東北大学病院に入職。現在は加齢?老年病科で研修中。

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