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東北大学病院ヒストリー

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東北大学病院ヒストリー 2021.09.09

開設当初の東北大学病院

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東北帝国大学医科大学附属医院正門1915年(大正4年頃)
提供:東北大学史料館提供

開設当初の東北大学病院 1915-1946(大正4年-昭和21年)

1915年(大正4年)7月14日施行の文部省令第10号により東北帝国大学医科大学が発足したのに伴い設立された医科大学附属医院が東北大学病院の起こりです。
初代教授には、情熱に燃え、豊かな才能に恵まれた新進気鋭が選び抜かれました。布施現之助、西成甫、木村男也、青木薫、井上嘉都治、熊谷岱藏、加藤豊治郎、山川章太郎、そして山形仲藝の9名です。教授就任の年齢を見ると、西30歳、山川31歳などほとんどが30代であり、また、東京帝国大学出身者が多くの要職を占有していた当時において、本学では八木精一、那須省三郎、小柳美三ら新興の京都帝国大学出身者をも順次教授に迎えたこともあり、学閥にとらわれない学風を生む要因になりました。

調剤室1937年(大正12年)頃 
提供:東北大学史料館
外科手術風景(関口蕃樹教授)1923年(大正12年)
「東北大学医学部卒業アルバム昭和11年」より
受付風景1937年(昭和12年)頃
提供:東北大学史料館
マグノスコープ(電気聴診器)1941年(昭和16年)
「東北大学医学部艮陵百十年」より
※東北大学で開発したマグノスコープ(電気聴診器)は、日本初の医工連携の成果です。

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